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ラブカルチャースクール 2
第21章 M Lesson 7回目

ドアが開くと、ヤナセがいつもの如く出迎えてくれている。
「こんにちは…琴海様…」
「こ…んにちは…」
ワタリを背中に固まってる私に柔らかく微笑み
「ワタリと一緒になりましたか…」
「ヤナセ…これ…」
ワタリはヤナセにスーパーの袋を渡し
「じゃぁ…また…」
「あぁ…有難う…」
軽く手を上げて、とっとと行ってしまった。
『また…』か…。
講師同士…また後でってことだよね…。
その言葉が妙に胸に響く。
私も…いつか毎日言える時が、来るといいな…。
ラウンジに案内され、ヤナセが今日のお茶を用意してくれる。
「今日は少々暑かったのでティーソーダにしてみました…」
少し青く色の付いたグラスに透明なオレンジの水色が小さな気泡を立て、カランと溶け落ちる氷の音に清涼感が増した。
一口含むと飾りの檸檬の酸っぱさが混ざって、とても爽やかな気分になる。
「美味しい…」
本当に…ヤナセの淹れてくれるお茶は、いつも美味しくて気持ちが落ち着く…。
ご満悦な私にヤナセは
「そうですか…お気に召して頂いて良かったです…」
サラサラの髪を少し耳に掛け頭を傾けながら、麗しの笑顔で微笑んでいた。
「こんにちは…琴海様…」
「こ…んにちは…」
ワタリを背中に固まってる私に柔らかく微笑み
「ワタリと一緒になりましたか…」
「ヤナセ…これ…」
ワタリはヤナセにスーパーの袋を渡し
「じゃぁ…また…」
「あぁ…有難う…」
軽く手を上げて、とっとと行ってしまった。
『また…』か…。
講師同士…また後でってことだよね…。
その言葉が妙に胸に響く。
私も…いつか毎日言える時が、来るといいな…。
ラウンジに案内され、ヤナセが今日のお茶を用意してくれる。
「今日は少々暑かったのでティーソーダにしてみました…」
少し青く色の付いたグラスに透明なオレンジの水色が小さな気泡を立て、カランと溶け落ちる氷の音に清涼感が増した。
一口含むと飾りの檸檬の酸っぱさが混ざって、とても爽やかな気分になる。
「美味しい…」
本当に…ヤナセの淹れてくれるお茶は、いつも美味しくて気持ちが落ち着く…。
ご満悦な私にヤナセは
「そうですか…お気に召して頂いて良かったです…」
サラサラの髪を少し耳に掛け頭を傾けながら、麗しの笑顔で微笑んでいた。

