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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
15分後…

出来上がったお皿とサラダをトレーに載せて

「セイジ〜!お待たせ!」

声を掛けると振り向いたセイジは満面の笑みを浮かべ

「あっ!オムライス〜!」

「うん!奥さん直伝のオムライスだよ!」

「へぇ〜美味しそう!」

「食べて!私が作ったからお口に合うかは謎ですよ!」

「はははっ!前に作って貰ったのも凄く美味しかったから大丈夫だよ!あの味は忘れないよ!」

キュン…

もう…その言葉だけでお腹一杯です。

「頂きます!」

セイジはスプーンに山盛りに掬ったオムライスを一口で頬張り

「うん!やっぱり旨い!」

無邪気に微笑む。

ドッキュ〜ン!

きゃぁぁぁぁ〜!

そんな笑顔見せられると、何皿分でも作っちゃう!

満足気に食べているセイジを正面から、両手で頬杖付いて鑑賞していると…

カラ〜ン…コロ〜ン…

新たな客が、やって来た。 

「いらっしゃいま…せ……」

慌てて立ち上がり、出迎えようとしたら

「おや〜ワタリくん、いらっしゃ〜い!」

やって来たのは…ワタリだった。


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