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ラブカルチャースクール 2
第22章 Lesson 一息
「あなた…どうしたの?」
旦那は箸を持った手の形のまま、お椀をゆっくりテーブルに置いて
「すまんが…もうその話しは止めてくれ…」
大きく溜息を吐いた。
「うん…」
どことなく顔色が悪く見えて
「あなたも…体調を良くないの?」
「あ…いや…」
その後はいつもの如くの沈黙になり重たい空気で旦那は食事を終わらせたが、相当精神的にショックだったのか食べ残していた。
肩を落として旦那は、トボトボと部屋に戻ろうとし
「もう…寝る…」
「えっ!お風呂は?」
ピタリ…
一瞬足を止めたが
「いや…明日の朝…入る…」
「そう…」
パタン…
部屋のドアが力無く閉められた。
あんなに落ち込んでる旦那も初めて見たが、ヤナセと旦那の光景をまた思い出しては笑いが込み上がってしまう。
ヤナセのヘーゼルの魔法にでもかかったのだろうか?
凄い威力だった様で、旦那はしばらく毎晩夜うなされていたのだった…。
旦那は箸を持った手の形のまま、お椀をゆっくりテーブルに置いて
「すまんが…もうその話しは止めてくれ…」
大きく溜息を吐いた。
「うん…」
どことなく顔色が悪く見えて
「あなたも…体調を良くないの?」
「あ…いや…」
その後はいつもの如くの沈黙になり重たい空気で旦那は食事を終わらせたが、相当精神的にショックだったのか食べ残していた。
肩を落として旦那は、トボトボと部屋に戻ろうとし
「もう…寝る…」
「えっ!お風呂は?」
ピタリ…
一瞬足を止めたが
「いや…明日の朝…入る…」
「そう…」
パタン…
部屋のドアが力無く閉められた。
あんなに落ち込んでる旦那も初めて見たが、ヤナセと旦那の光景をまた思い出しては笑いが込み上がってしまう。
ヤナセのヘーゼルの魔法にでもかかったのだろうか?
凄い威力だった様で、旦那はしばらく毎晩夜うなされていたのだった…。