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ラブカルチャースクール 2
第23章 M Lesson 8回目
それに何からなにまで任せっきりなのも申し訳ない…。

「でも…ホズミさん…忙しいでしょ?」

遠慮気味に言うと、ホズミは長い指先を上下にヒラヒラさせ

「いいのいいの〜!楽しいから〜!こんな話し普段の野郎共とは出来ないじゃな〜い」

野郎共って…講師陣?

あの講師たちの中で、姉さんってどんな風に見えてるんだろう…
まぁ、黙ってれば姉さんもイケメンなんだけどね。

ホズミはノリノリで話しを続け

「もう!本当に綺麗になるって大変なのよね〜!だから美容カリキュラムを取り入れてくれればいいのにぃ!」

「美容カリキュラム…」

姉さんが普段、教えてくれている事をレッスンに取り入れたいみたいだが…

「実践されたら、楽しいかもしれないな…」

ホズミ姉さんならただ綺麗になるだけじゃなく、心から楽しく綺麗にしてくれそうだもん。

「でしょ!でしょ!も〜ワタリの筋トレマシーンより絶対いいわよね!」

ドッキン!

「え…ワタリ?」

ここでまたワタリが登場するとは、思わず顔が強張ってしまうと

「ねっ!ワタリったら〜大事なスクール予算を自分の筋肉にしか考えてないのよ〜!」

ホズミはプクゥ〜と、頬を膨らませ不服を訴える。

「筋肉ですか…」

ワタリが自分のためだけに勝手な事を言うとは思えないけど、姉さんには納得いかないようだ。


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