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ラブカルチャースクール 2
第23章 M Lesson 8回目
ふと…先日、過呼吸を助けてくれた事を思い出す…。

的確な指示もそうだけど…
あの逞しい腕は、絶対助けてくれそうな安心感がある。

物思いに耽り掛けると、ホズミはブリッコポーズした腕を左右に振って

「あぁ〜!もう思い出すと頭に来ちゃうからヤメヤメ〜!さてと…チワワちゃん今日の体位なんだけどね…」

「は、はいっ!」 

…たかと思いきや、いきなりレッスンモードになった!

四天王…先が読めない人たちだな。

「見て〜この『千鳥』と『乱れ牡丹』とかどうかしら〜!」

「うん…」

そんな激しそうな体位じゃないけど…
『乱れ牡丹』はホズミの上に乗る形になる…
問題はホズミの『ロングスクリュードライバー』だ!
これだと下からドリル攻撃になる。

「ホズミさん…こっち私出来ますかね…」

ホズミの肩の後ろから覗き込んで、タブレットの画像を指で差すと

「うふっ!チワワちゃん、私に任せて〜!」

鼻先をチョンチョンと、突つかれた。

和ませてくれるホズミに、気持ちが温まる。

そうだよね…これを選んだのも意味があるんだろうな

「うん…任せる〜頑張るね…」

そう言った瞬間…ホズミは長い睫毛を少し伏せ、妖艶な笑みを口元に浮かべ…

チュ…軽くキスをした。

「へ…」

キョトンとしてる私を色っぽく見詰めて…

「じゃ…レッスンしよっか…」

いきなりイケメンモードになったのだった。


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