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第23章 M Lesson ８回目

ドッキン！

ただでさえ女性的な綺麗な顔立ちでいきなり男性モードでセクシーに見詰められると、凄くドキドキしてしまう。

「う…ん…」

少し戸惑い気味に返事をすると

「ふふ…チワワちゃん可愛い…」

そう言って色っぽく微笑み、唇に優しく息がかかる。

「あっ…」

ゾクゾクっとして、反射的に目を瞑ると
チュ…チュ…

柔らい感触が何度も唇に重ねられていく…

「ん……はぁ…」

ホズミの唇は艶々で…
甘い…。

唇を啄まれる度に、フルーツでも食べてるみたいな気分なる。

美味しくて…
思わず自分も食べたくなってきて…

ホズミの動き合にわせて、唇を食み出した。

姉さんとのキスは、セイジのキュンキュンとも…
ワタリのドキドキとも違う…。

ホズミのソフトな雰囲気と甘い香りに、お花畑にいる気分になってきた。

こういう安心感も、時たま必要なのかもしれない…

夫婦でも、恋人でも…

ドキドキもホッコリも、色んなシチュエーションを楽しめたら良いよなぁ…。

薄っすらと目を開けてみると、姉さんの長い睫毛とキメ細かい肌が映る。

ホント…綺麗だな…。

細くて長い指先が頬を優しくなぞり…
顎に添えられると…

ホズミは顔を真横に傾け、グッと唇を深く押し付けてきた。