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ラブカルチャースクール 2
第23章 M Lesson 8回目
「はっ…ぁ…」

絡む舌も、食まれる唇も…
なんだか凄く情熱的で、普段の姉さんのイメージと掛け離れている。

ホズミはキスをしながらローブを脱ぎ、身体に巻き付く長い腕に力が入ると、細身だけど均整の良い筋肉の硬さが、指先で感じ取れた。 

やっぱり姉さんも…男なんだ…。

チュ…

唇がゆっくり離れる。

まだ重ね合っている余韻が、唇に残っていた。 

目を開くと、上からホズミの視線が注がれ

「ふふ…苦しかった?」

いつものお姉口調が…妙にセクシーに聞こえた。

「はぁ…大丈夫…」

ぼんやりした目で答えると、濡れた唇を指先でなぞられ

「うふふ…なるべく疲れない様に、ゆっくりしましょうね…」

体調を気遣ってくれているんだろう…
ホズミは優しく微笑むと、頬に軽くキスをした。

チョン…と触れるただけなのに、妙にくすぐったくて感じるのは、ホズミが乙女心を良く把握しているからだろう。

こんな些細な事が、胸をキュッと甘酸っぱくさせる。

ワタリの力強い優しさとはまた違う…
ホズミは繊細な感じだ。

頬に触れた唇が、顔の形を象る様に…下へ下へと這わされる。

「ふっ…あ…」

耳朶の下を舌先で細かくくすぐられ、そのまま首筋を辿りだす。


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