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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
お上りさんみたいに、物珍しげにジロジロ見てしまうと

「クス…知り合いに車のディーラーがいまして…付き合いで買わされたんです…では参りましょうか…」

ヤナセはサラッと言って、助手席のドアを開けてくれる。 

「あ、有難うございます!」

初めての事の外車で貴公子の隣に座るなんて…
まるで、異国のようだ!

私が座るとドアを閉めてくれ、ヤナセが運転席に回ってくる間にシートベルトを差し込もうとするが、慣れない車に手が震えてしまう。

ヤナセは運転席に座るとドアを閉め、エンジンを掛けながら片手でシートベルトを装着し 

「少し眩しいので…失礼しますね…」

運転用のブラウンのサングラスを掛けた。 

一連の流れる様な動作も然る事なら、サングラス姿も美しい。

「うっ!」

また後光が見える様で、思わず目を細めてしまうと 

「琴海様も眩しいですか?私ので良ければ偏光グラスございますが…」

心配してくれるヤナセに

「あ…いえ大丈夫です…」

眩しいのはヤナセ様…貴方でございますので…。 

「そうですか…もし使われるなら勝手に取って下さい…」

サングラス姿で口元を綻ばせて微笑み、ヤナセはギアを動かした。

車が静かに動き出す。

助手席から流れ出す景色を見つめながら、これから未知の世界に連れて行かれる気分になった。


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