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ラブカルチャースクール 2
第24章 Lesson 健康診断
「伊野さ〜ん!どうぞ〜!」

私の名前が呼ばれた。

「琴海様…入り口の待ち合い室にいますので…」

「はい…行ってきます」

ヤナセの微妙な空気が気になりつつ、診察室に入っていった。

中に入ると、壮年のドクターいて

「伊野琴海さん」

「はいっ!」

「ふっ…元気ですね…ここへどうぞ…」

こっちに振り向いて、椅子に手を差し向け座るように促してくれた瞬間…

ロマンスグレーの髪がサラッと靡き、薄茶色の瞳が優しく微笑んだ。

「は…い…」

あれ…この雰囲気、誰かに似ている様な…

おずおずと椅子に座り、ドクターと向き合う。

「昨晩は良く眠れましたか?」

低いトーンで耳触りの良い声。

「はい…」 

柔らかい物腰…

彫刻の様な整った顔立ち。

まさか…?

思えばここはヤナセの身内の経営だ…

身内が働いててもおかしくないけど…

ヤナセの微妙な表情は、何か関係しているんだろうか?

思わずガン見してしまうと

「ふっ…何か顔に付いてますかね?」

ヤナセの面影と重なる優美な笑顔を向けられる。

ドッキン!

なんか…ダンディなヤナセみたいだ…。


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