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可愛い子には注意をっ!
第2章 小悪魔な弟クン
「……ん//」




気持ち良さに思わず漏れた声。



奏音に聞かれてないか、かなりドキドキだったけど。





「はい。消毒終わり!絆創膏持ってくるね♪」




あ、気づいてない?




絆創膏を取りにその場を離れた奏音。


あたしは思わず、座り込んでしまった。





弟に…っていうか、小学生に傷口舐められて、感じるってどーゆうこと!?



あたし、変態じゃん!!



てか…彼氏いなすぎて欲求不満なのかしら?



って、それは関係ないしっ!!






「お姉ちゃん?絆創膏持ってきたけど、どうしたの?もしかして…具合悪いとか!?」





心配そうな顔で覗き込む奏音。



それがすごく健気で可愛くて、変態モードの思考を切り替える。



「ごめんねっ!ありがと♪後は自分でやるから大丈夫だよ」




絆創膏を受け取り、指先に巻く。






ハンバーグは無事に作り終え、二人向かい合った席でご飯を食べる。




「おいしい☆お姉ちゃん料理うまいね♪」

「あ、ありがと///」



誰でも作れる簡単料理なのに、誉められると単純に嬉しい♪


誰かのために作るのも悪くないよね。

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