この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
可愛い子には注意をっ!
第3章 お互いの気持ち
「ん…あれ…お姉ちゃん、お風呂出たんだ」
「……」
「お姉ちゃん?」
あたしは振り向けるはずもなくて、体育座りの状態で顔を隠す。
「さっきの――って、顔真っ赤だけど、どうしたの?熱でもあるとか?」
「な、何でもない。ちょっとのぼせただけだから」
これ以上はここにいれなくて、リビングを出ようと立ち上がった。
「ねぇ。さっき、キスしようとしてなかった?」
っっ!!!
ば、バレてたっ!?
「やっぱり(笑)」
立ち去ることもできずに立ち止まっていたら、手首を引っ張られ、ソファに座る奏音に思いきりダイブ。
その瞬間、
唇にあたる柔らかい感触。
「んっ…」
小学生のくせに、何でこんなうまいのよっ!?
じゃなくてっ!
「ちょ…かなと、やめ…」
「ねぇ、俺のこと好き?」
離された唇から出た意外な言葉。
頭の中でもう一度繰り返してみる。
「……」
「お姉ちゃん?」
あたしは振り向けるはずもなくて、体育座りの状態で顔を隠す。
「さっきの――って、顔真っ赤だけど、どうしたの?熱でもあるとか?」
「な、何でもない。ちょっとのぼせただけだから」
これ以上はここにいれなくて、リビングを出ようと立ち上がった。
「ねぇ。さっき、キスしようとしてなかった?」
っっ!!!
ば、バレてたっ!?
「やっぱり(笑)」
立ち去ることもできずに立ち止まっていたら、手首を引っ張られ、ソファに座る奏音に思いきりダイブ。
その瞬間、
唇にあたる柔らかい感触。
「んっ…」
小学生のくせに、何でこんなうまいのよっ!?
じゃなくてっ!
「ちょ…かなと、やめ…」
「ねぇ、俺のこと好き?」
離された唇から出た意外な言葉。
頭の中でもう一度繰り返してみる。