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可愛い子には注意をっ!
第9章 突然の来訪者
香織サンはバレたか、というカンジでペロッと舌を出して笑った。
この仕草だけでも可愛い。
「おねーさん!単刀直入に言いますけど、あたしの奏音を返してもらえます??」
一歩、あたしに近づき、怪訝そうな顔で言う。
「なっ…、かか返してって…!?」
あたしは一歩後退り。
「昨日、」
瞬時に昨日の電話中のことを思い出し、赤くなったのがわかった。
「私が電話したときに、えっちな声出したの、おねーさんですよね?」
ひぇっ!?バレてるし!