この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
悪癖とトラウマ
第7章 What's?
屋上から教室に向かう。
閒部に報告しなければならない。
まぁ実際、そんな義務はないんだが、閒部は多分教室に戻ればまず聞いてくるだろう。
教室のドアに手をかけ、一気に開く。
-ガラッ-
ほら。
「どうだったぁー?」
他人事のように。
愉快だといった表情で。
「…付き合う事になった。」
正直気乗りはしない。
だが閒部は一層楽しそうに笑う。
「やったじゃん!!」
こいつはいつもそう。
自分が楽しければそれでいい。
楽しいものが見れればいい。
退屈しなければいい。
「…はぁ…」
「ひーちゃん溜息はダメだよ?幸せ逃げちゃう」
「元々幸せも糞も無いから大丈夫だよ。」
「んもーまたそんなこと言うー」
閒部に報告しなければならない。
まぁ実際、そんな義務はないんだが、閒部は多分教室に戻ればまず聞いてくるだろう。
教室のドアに手をかけ、一気に開く。
-ガラッ-
ほら。
「どうだったぁー?」
他人事のように。
愉快だといった表情で。
「…付き合う事になった。」
正直気乗りはしない。
だが閒部は一層楽しそうに笑う。
「やったじゃん!!」
こいつはいつもそう。
自分が楽しければそれでいい。
楽しいものが見れればいい。
退屈しなければいい。
「…はぁ…」
「ひーちゃん溜息はダメだよ?幸せ逃げちゃう」
「元々幸せも糞も無いから大丈夫だよ。」
「んもーまたそんなこと言うー」