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第7章 What's？

「…で、どういった経緯で?」
「はぇ?」
「だからどういった経緯で付き合う事になったのかって!!!」

閒部がじれったいとでもいいたそうに声を張る。

「あ…えーと…」

小出のことを思い出した途端、思い出したくなかったことまで思い出してしまった。


保健室。


もうあそこには行かない。


「？」

「…チューされて嫌じゃなかったから付き合う事になった。」

「何それ!!?」


嘘ではない。

大事なところは省いたが。


「…そんな気が無ければキスなんてされたら思いっきり突っ撥ねて逃げてくるだろ?」

「基準そこ!?」

「だって他人に恋心なんて抱いたことなんて無いからわかんないもん」

「ひーちゃんはそんな奴だったね…」