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悪癖とトラウマ
第7章 What's?
「なぁ」
小出が急に口を開いた。
「門限ってある?」
多分、こちらの事を気にしてくれたんだろう。
だが、僕の親は驚くほど僕に無関心で、中学卒業と共に一人暮らしがしたいというと、あっさり承諾した。
毎月の仕送りと学費、家賃は勝手に払われているのはありがたい。
「…一人暮らしだからそんなのないよ」
「なら話がはやい。矢野がいいなら家、泊まっていかないか?」
「へぃ?」
…いやいやいや。
急展開過ぎるだろ。
「親に紹介したい。」
「はあぁああ!!!?」
いやいやいやいや…いやいや
話が早過ぎて付いていけない。
「紹介って…え?…」
「…心置きなく付き合っていけるように親に説明しておこうと思ったんだけど」
待って。
だからさ。
勝手に話を進めないでくれ。
「あのー…僕達男同士だよ?」
そうゆうのって。
親はどう思うものなのだろうか。
「あー、大丈夫だよ。」
「何?」
「うちの母親…」
小出は目を逸らし、頭を軽く掻きながらボソリと言った。
「腐ってるから…」
小出が急に口を開いた。
「門限ってある?」
多分、こちらの事を気にしてくれたんだろう。
だが、僕の親は驚くほど僕に無関心で、中学卒業と共に一人暮らしがしたいというと、あっさり承諾した。
毎月の仕送りと学費、家賃は勝手に払われているのはありがたい。
「…一人暮らしだからそんなのないよ」
「なら話がはやい。矢野がいいなら家、泊まっていかないか?」
「へぃ?」
…いやいやいや。
急展開過ぎるだろ。
「親に紹介したい。」
「はあぁああ!!!?」
いやいやいやいや…いやいや
話が早過ぎて付いていけない。
「紹介って…え?…」
「…心置きなく付き合っていけるように親に説明しておこうと思ったんだけど」
待って。
だからさ。
勝手に話を進めないでくれ。
「あのー…僕達男同士だよ?」
そうゆうのって。
親はどう思うものなのだろうか。
「あー、大丈夫だよ。」
「何?」
「うちの母親…」
小出は目を逸らし、頭を軽く掻きながらボソリと言った。
「腐ってるから…」