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悪癖とトラウマ
第7章 What's?
…腐ってる?


「…?」

ちょっと意味がわからない。


「あ~…えっと…」


小出は一層強く頭を掻いた。


「腐女子って言ったら…伝わるか?」



…腐女子?

HUJOSHI?


「あぁ…」

全てを察した。


と思う。


「だから多分…反対はしない…と思う…」


だろうね。

そんな趣味だったら喜んで手元に置くと思うよ。

だけどさ。それって


僕の経験上…

「エサにされるよ?」

「え?」


そう、エサにされる。


「四六時中いいネタとして見守られるよ。多分。」


僕の経験上…そういったことしかされていない気がする。

「そうゆうもんなの?」
「そうゆうもんだよ。」


そういえばあれは中学生のころだった。

自分の見た目を呪った時期。

「あれは…獣の目だったよ…」



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