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第2章 回想

僕なりに上手く生きる方法を考えた結果は

「笑う」

ただこれだけだった。


けれどそれからというものの

先生から「悩み事でもあるの？」

と心配されることも

クラスメイトから「暗い」

と言われることも無くなった。



教師に悩みなどを相談するなんてことは煩わしいと思っていた。
教師というものは大体の奴は親に報告する。

だから教師…いや、大人に対してはよく愛想を振りまくようにした。



無理をしてでも。