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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第3章 Water mark(波紋)
「なら、お前が早く結婚すれば良い。そうすれば、子どももすぐにできるぞ?」
拓人は相変わらず前を向いて慣れた様子でハンドルを切り続けている。その横顔は特に何の感情も感じられない。
「そういうのじゃないのよ。それはもちろん、いずれは結婚だってしたい、自分の子どもだって欲しいけど、まだ十七歳なのよ。そんなのはまだまだ先のことだし、今はとにかく幼稚園の先生になって、そういう形で子どもたちと拘わっていきたいの」