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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第3章 Water mark(波紋)
「私、将来は幼稚園の先生になりたい。子どもが好きだから、たくさんの子どもたちに囲まれて、一緒に遊んだり―そんな仕事がしてみたいって、ずっと思ってたんだ」
「へえ、意外だな、愛奈は子どもが好きなんだ」
何故か嬉しげに笑う拓人に、愛奈は頷いた。
「意外っていう言い方が引っかかるけど、まあ、良いわ。そうなの、私って、一人っ子だったでしょう、だから、子どもがたくさんいる環境にどうしても憧れちゃうのよねー」