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如月茜(きさらぎ あかね)
第9章 少女の腹痛と男の子の泡
教官室の異様な熱気が最高潮に達しようとしたその時、美咲は突然お腹を押さえ、顔を青ざめさせた。
「先生、ごめん。ちょっとトイレ行ってくる」
「え、突然どうしたんだい?」

「なんかお腹が変。お腹の下が……」
「え? うんちかな?」
村上の口から出たそのあまりに日常的で、しかしこの状況下では強烈なギャップを持つ言葉に、理性の最後の壁が音を立てて崩れ去った。

教師の肉体は、恐怖と背徳と背中合わせの異常な興奮によって完全に反応し、抑えきれない欲望を突き上げる。
(あぁ……、処女の天使の、うんち……っ!)

頭の中で狂ったような歓喜の鐘が鳴り響く。

しかし、村上は保健体育教師としての長年のプライドか、あるいは歪んだ独占欲からか、ふっと威厳をまとったかのような神妙な顔つきを作り、低い声で彼女に語りかけた。
「美咲ちゃん、先生は保健体育の先生だろ? それはね、美咲ちゃんのお腹の中に、男の子の泡がいたずらしちゃってるんだよ」
「泡……?」

「そう、美咲ちゃんのお腹の中に、ポツポツポツポツって増えてきてるんだよ。それがお腹を下から刺激してるのさ」
「ええっ、いや……っ!」

未知の現象と、教師から告げられたおぞましくも甘い言葉に、美咲は小さな体をガタガタと震わせる。
「じゃあね、教えてあげるよ、先生が。」
「穴の中にね、美咲ちゃんのその可愛い指を入れてコチュクチュすると、その泡がプツプツ弾けて体から外に出ていくんだよ」
悪魔のような囁きを重ねる。
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