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如月茜(きさらぎ あかね)
第10章 見せあいこだけって言ってたじゃん
「最初は『絶対、お互い触らせないって』っていう話じゃなかったっけ? 」

「ねえ、なんかちょっと話が変わってない?」
「いや……別に、普通だし……」

「なんか普通じゃないからこうして聞いてるのよ! もうちょっと教えてよ、本当にそれだけなの?」

恵麻の鋭い追及に、美咲はもはや言葉を失い、肩を小刻みに震わせるばかりだった。
「美咲、誤解しないで別にあなたが
「【公認してるって】凄いことなのよ?」

「むしろ楽しんでて、嬉しいくらい。」
「ただ、ただね私たちに内緒にしてるって事だけが気掛かりなの?」
「本当のこと教えて?」


「村上先生はすごく優しくて、一緒にいて楽しいよ。」
「むしろ私の方から興奮しすぎて、先生のおチンチン触ってるだけだもん!」

開き直ったように、美咲はふっと息を吐き捨てた。
その瞳には、中学一年生という幼さを置き去りにした、歪な熱が帯びている。

「先生のおチンチンって、もしかして手だけ? ……お口も?」

恵麻は喉の奥がカラカラに乾くのを覚えながら、震える声で問い詰めた。

「うん……ちょっとしか、お口は……してないよ」

「え、待って……ほら、ちょっとしかって、お口でもしてるじゃん! もう、あなたお口でもしてるの!?」

「だって……! お口の方が、先生、喜ぶから……!」



「……もういいわよ。順を追って、どういう順序か説明してくれる?」
恵麻は必死に声を絞り出し、冷徹な母親の仮面を被り直そうとした。

「もしかして聞くけど……先生は、あなたのアソコは触ったりしてないの?」

「うん……ちょっとだけ、触ってくれる。というか、私がお願いしちゃうから……」

「もう、また『ちょっとしか』ってあなた……。」
「隠さないでいいの。ちゃんと説明して」
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