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暗闇セックスにはまった体育教師
第1章 体育教師の秘密
いつも男を待つあいだ、逃げ出したい衝動に駆られる。実際、いまここで逃げ出すこともできる。なんなら最初から来なければいい。
それなのに絵理香は毎週、金曜日の夜になると、二〇五号室を訪れた。
一度覚えたらやめられない麻薬のように──催眠術をかけられたように──気づくと、性臭立ちこめる暗闇の部屋に来ていた。
自分は教育者であるのに──こんなことはイケナイとわかっているのに──金曜日の夜が待ち遠しくて仕方なかった。
いまだって恐怖に体を震わせながらも、無毛の秘割れからは愛液がとめどなく溢れていた。
絵理香は体も改造されていた。
パイパンにされただけでなく、子宮に避妊リングも装着されていた。病院で取り付けてもらったもので、費用は遠藤が全額負担していた。
男の人たちには性病検査をしてもらっているから病気の心配はせんでええからね。リングをつけておけば妊娠もせえへんから、いっぱい中出しをしてもらうんやで。
そういったときの遠藤のにやけ面が瞼の裏でよみがえる。
暗闇のなかにいると、時間感覚も失う。そろそろ約束の時間だろうか。それともまだ五分も経っていないだろうか。逆に約束の時間はとうに過ぎているかもしれない。
以前、男が現れなかったこともあった。さすがに耐えきれなくなって、絵理香はアイマスクを外して、服を着直して、清衆荘をあとにした。
家に着いて留守電を確認すると、「相手が急用でこれなくなりました」という遠藤からの伝言が、二時間も前に吹き込まれていた。ひとり期待して待っていた自分が間抜けに思えて怒りも覚えたが、それ以上に秘部は火照りに火照っていた。その夜は明け方近くまで自分で自分を慰めつづけた。
古びたアパートは足音もよく響く。
階段を上がってくる足音がした。
ぺた、ぺた、と素足にサンダルを履いている足音だ。
来た?
絵理香は裸体を硬直させた。
心拍数が一気に上がり、仰向けに寝ているだけなのに、全力疾走し終えたあとのように吐息が荒ぶってきた。
二〇五号室は二階の一番の奥の部屋だ。ここに来るまで、訪問者は四つの部屋を通り過ぎることになる。
ぺた、ぺた、ぺた。
それなのに絵理香は毎週、金曜日の夜になると、二〇五号室を訪れた。
一度覚えたらやめられない麻薬のように──催眠術をかけられたように──気づくと、性臭立ちこめる暗闇の部屋に来ていた。
自分は教育者であるのに──こんなことはイケナイとわかっているのに──金曜日の夜が待ち遠しくて仕方なかった。
いまだって恐怖に体を震わせながらも、無毛の秘割れからは愛液がとめどなく溢れていた。
絵理香は体も改造されていた。
パイパンにされただけでなく、子宮に避妊リングも装着されていた。病院で取り付けてもらったもので、費用は遠藤が全額負担していた。
男の人たちには性病検査をしてもらっているから病気の心配はせんでええからね。リングをつけておけば妊娠もせえへんから、いっぱい中出しをしてもらうんやで。
そういったときの遠藤のにやけ面が瞼の裏でよみがえる。
暗闇のなかにいると、時間感覚も失う。そろそろ約束の時間だろうか。それともまだ五分も経っていないだろうか。逆に約束の時間はとうに過ぎているかもしれない。
以前、男が現れなかったこともあった。さすがに耐えきれなくなって、絵理香はアイマスクを外して、服を着直して、清衆荘をあとにした。
家に着いて留守電を確認すると、「相手が急用でこれなくなりました」という遠藤からの伝言が、二時間も前に吹き込まれていた。ひとり期待して待っていた自分が間抜けに思えて怒りも覚えたが、それ以上に秘部は火照りに火照っていた。その夜は明け方近くまで自分で自分を慰めつづけた。
古びたアパートは足音もよく響く。
階段を上がってくる足音がした。
ぺた、ぺた、と素足にサンダルを履いている足音だ。
来た?
絵理香は裸体を硬直させた。
心拍数が一気に上がり、仰向けに寝ているだけなのに、全力疾走し終えたあとのように吐息が荒ぶってきた。
二〇五号室は二階の一番の奥の部屋だ。ここに来るまで、訪問者は四つの部屋を通り過ぎることになる。
ぺた、ぺた、ぺた。

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