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父に刻印された身体
第9章 濡れた境界線
身体の奥から滲み出る汗と熱気は、エアコンの冷ややかな空気に晒されても一向に引く気配を見せない。
さっきまで浴室で、父の手によってシャワーの温水とともに流されていたあの濃密な時間。その甘い残り香と身体の火照りが、皮膚の表面にしがみついて離れないのだ。
汗を拭いきることを諦めた私は、重く引きつった吐息を漏らしながら、チェストの引き出しへ手を伸ばした。
普段なら、父の前で無防備でいることを恐れて、お風呂上がりでもブラを欠かすことなんてなかった。
けれど、火照りきった肌にぴったりとした布地を擦り付ければ、それだけでまたあのアブナイ熱量が呼び覚まされ、新しい汗が吹き出してしまう。
私は葛藤の末、ついにブラを着けない選択をした。
薄地のショーツ一枚になっただけの素肌が、冷気に触れて小さく粟立つ。
布地を一枚奪われた私の胸は、父の指先の記憶だけを抱えて、無防備に熱く疼いていた。
素肌に直接ショーツだけを引き上げ、膝丈のカットソー地でできたノースリーブを頭から被り、すうっと滑らせる。
薄手に作られた柔らかな布地が、火照りきった胸やお腹にひんやりと、けれどあまりに生々しく密着していった。
鏡の中に佇む己の姿を凝視する。
先ほどの絶頂の余韻と、ノーブラであるという背徳感から、硬く尖りきった乳首が、ノースリーブの薄い生地を内側から突き破らんばかりに押し上げていた。
その小さな突起に自分の視線を絡めた途端、全身の血がふたたび逆流するように煮立ち始め、私の理性を内側から焼き溶かしていく。
(やばい……ショーツの中……また熱くなって……蜜で汚れちゃう……)
内側から溢れ出す熱と湿り気は、もはや自分の意志ではどうにもコントロールできない。拒もうとすればするほど、浴室で父が見せたあの生々しい下半身の変貌と、自分の身体に触れていた大きな手の感触が脳裏に焼き付き、下腹部を甘く痺れさせていく。
さっきまで浴室で、父の手によってシャワーの温水とともに流されていたあの濃密な時間。その甘い残り香と身体の火照りが、皮膚の表面にしがみついて離れないのだ。
汗を拭いきることを諦めた私は、重く引きつった吐息を漏らしながら、チェストの引き出しへ手を伸ばした。
普段なら、父の前で無防備でいることを恐れて、お風呂上がりでもブラを欠かすことなんてなかった。
けれど、火照りきった肌にぴったりとした布地を擦り付ければ、それだけでまたあのアブナイ熱量が呼び覚まされ、新しい汗が吹き出してしまう。
私は葛藤の末、ついにブラを着けない選択をした。
薄地のショーツ一枚になっただけの素肌が、冷気に触れて小さく粟立つ。
布地を一枚奪われた私の胸は、父の指先の記憶だけを抱えて、無防備に熱く疼いていた。
素肌に直接ショーツだけを引き上げ、膝丈のカットソー地でできたノースリーブを頭から被り、すうっと滑らせる。
薄手に作られた柔らかな布地が、火照りきった胸やお腹にひんやりと、けれどあまりに生々しく密着していった。
鏡の中に佇む己の姿を凝視する。
先ほどの絶頂の余韻と、ノーブラであるという背徳感から、硬く尖りきった乳首が、ノースリーブの薄い生地を内側から突き破らんばかりに押し上げていた。
その小さな突起に自分の視線を絡めた途端、全身の血がふたたび逆流するように煮立ち始め、私の理性を内側から焼き溶かしていく。
(やばい……ショーツの中……また熱くなって……蜜で汚れちゃう……)
内側から溢れ出す熱と湿り気は、もはや自分の意志ではどうにもコントロールできない。拒もうとすればするほど、浴室で父が見せたあの生々しい下半身の変貌と、自分の身体に触れていた大きな手の感触が脳裏に焼き付き、下腹部を甘く痺れさせていく。

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