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第5章 <お酒のちから>

田所課長とお酒を飲みながら、主に会社の話をした。

ママさんもたまに会話に入ってきたりして、凄く話は盛り上がった。

そこで私はあることに気づく…。

(ん…？田所課長もう酔ってきた？！)

ラウンジに来て一時間たっただろうか…
私が梅酒のロックを5杯目をお代わりした時、田所課長はまだ焼酎の水割りを1杯飲んだ程度。

だけど、明らかに顔が赤く…普段より饒舌になっていた。

(酔ってるなら…何聞いても怒られないかな？)

私もお酒が入り、少し大胆になっていた。
なので、気になっていたが…今まで聞けなかったことを聞いてみることにした。