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第6章 ストーカー？？

私は、泣きながら裏口から外に出て、ホテルに戻る。


もう、行く気はない。


これで解雇されたとしても、良いと思った。


ホテルに着くと、ボロボロの服な為、ジロジロとみられた。


今は、人目何てどうでもいい。


部屋に戻ると、涙は止まらず、体の震えは止まらなかった。


その時、ポケットからブーブーとマナーモードの携帯が震えた。


相手は蓮。


電話をかけてくるのは珍しい。


「もし・・・もし・・・んっ・・・んっ・・・」


『七海？どうした？何かあったのか？』


「うわーーーーん・・・！！！」


蓮の声を聞いた瞬間、大量に涙は溢れ止める事が出来なかった。


『七海・・・落ち着いて・・・今、どこにいる？会社？』


「うう・・・ん・・・ホ・・テル」


『〇〇ホテルだったよな？』


「う・・・ん・・・」


『分かった。待ってろ』


っとだけ良い、電話を切った。


待ってろと言った意味が分からない・・・。


からだの震えは止まらず、そのまま床に力なく座る事しか出来なかった。