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第6章 ストーカー？？

私が落ち着くまで、蓮は何も聞かなかった。


ようやく涙も止まり、少しだけ落ち着きを取り戻した。


蓮、わざわざ東京から来てくれたの？


仕事は？


色々聞きたいけど、中々声が出ない。


「落ち着いた？」


コクンと頷くのが精一杯、何か話さなきゃっとは思うけどやはり


何も言葉に出来ず・・・。


しかし、蓮の手はキツク拳が握られていて顔つきはかなり怖い表情をしている。


「蓮・・・」


「何も言わなくて良い・・・」


そういうと、私の震えてる手を強く握ってくれた。