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第10章 元カノ登場！！

「すみません・・・大丈夫ですから・・・」


一応、遠慮気味で言う。


だって！買ってきて！とはさすがに言えないしね


「大丈夫！買ってくるよ、あとから何言われるか分からないしな・・・」


「すみません・・・じゃぁお金・・・」


「良いよ！近くにスーパーかコンビニあるよね？」


私は場所を教え、玄関まで見送った。


その時


店長さんの手が腰にまわる


嫌・・・やめて・・・


あの時の恐怖が一気によみがえる


蓮・・・助けて・・・


「蓮が帰って来る前に楽しもうと思ってたのになぁ・・・」


「離してください・・・」


「冗談だよ！じゃぁね」


そういうと体を離し玄関から出て行った。


私は慌てて玄関にカギをかけその場に力なく座りこんだ。


怖かった・・。


蓮、早く帰って来て・・・。


しかし、蓮の電話がなかったらっと思うと本当に怖い


あの時気を使ってくれた蓮に感謝しよう。