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第10章 元カノ登場！！

蓮と、リビングに戻ると


「今日はこの辺でお開きにしよう、お前ら明日も仕事だろ？」


っと蓮は言った。私の気持ちを察してくれたのかな


「そうっすね・・・遅くまですみませんでした」


「奥さん、ご飯本当に美味しかったです」


「いつでも来て下さいね」


っとにっこり笑って返事をした。


「理子さん、帰りましょう！」


っと一人が彼女に声を掛けたが


「私は時間大丈夫だから！」


っと空気の読めない事を言っていた。


蓮は少し困った顔をしている。


早く帰ってよ！！


って私も言いたかった。


しかし、そんな事は言えない・・・。


「理子・・・明日仕事だろ？」


「良いのー！この前みたいに朝まで一緒に居たいなぁ」


っと私の顔をちらっと見ていやらしい笑みを浮かべた。


この前の事だ・・・。


「そういう誤解を招くような事言うなよ・・・タクシー拾ってやるから帰ろう」


そういうと、彼女は渋々と立ち上がり、帰り支度をし始めた


やっと帰る！良かった・・・。


玄関まで見送りに行く


「近くでタクシー拾ったら帰って来るから・・・」


「うん・・・」


靴を履き終え、玄関を出る際


私はとっさ的に蓮の腕を引いてしまった


「ん？」


「帰って来るよね？」


「当たり前だろ？」

そういうと、蓮は出て行った。