パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 元カノ登場！！

部屋に入るとさっきまで騒がしかったリビングはシーンとして


かなり静かに感じた。


「私・・・なんであんな事しちゃったんだろ・・・」


なんとなく蓮が帰って来ない気がして急に淋しくなったのかも知れない・・・。


後片付けの前に、ベランダでタバコを吸う事にした。


「ここからの眺め・・・落ち着くなぁ・・・」


タバコに火を付け窓から見える少しの夜景を見てると本当に落ち着く


今までピリピリしていた時間がウソの様だった。


ふっと薬指に光る結婚指輪を眺める


「私・・・みんなを騙してるんだよね・・・あぁーあここの景色も
　もう少しでお別れだな・・・」


少し寂しい気持ちになってしまった。


静香さんも秋枝も本当に良い人・・・お店のみんなも・・・


最近罪悪感で苦しくなる事があった。


中に入ろう・・・。


まだ蓮は帰ってこないよな・・・。もう少しゆっくりしよう・・・。


ソファーでダラダラとしていた。


そして、緊張と疲れからいつも同様寝てしまった。


ここで寝るのが最高の幸せを感じる。