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第10章 元カノ登場！！

マンションに帰り部屋に入ると七海はソファで寝ていた。


「七海・・・ごめんな。ありがとう」


俺は、自分の部屋から毛布を持ってきて七海にかけてやり


七海の部屋からタバコを一本もらいベランダに出た。


そろそろ・・・七海に言わなきゃな・・・この生活の理由。


でも、もう少しこのままで居たい。


俺のわがままだってのは分かってるが、もう少しこのままで居たいんだ。


やっと理子の事が吹っ切れ仕事に没頭した。


当時の俺は、自棄になり数人の女性と何回も寝た。


しかし、いつも心は満たされず、虚しくもなった。


七海に理子の事を話さなかったのは関係を壊したくなかったから、


七海は俺に彼女が出来ると気を使ってか全く連絡をしてこない


そういう遠慮が面倒だった。


しかし、今回、理子が家に来たのは誤算だ


「はぁ・・・どうすりゃ良いんだ」


最近、タバコの本数増えたな・・。