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第13章 落ち着ける場所

蓮は、本当に早く帰宅をした。


きっとお店を閉店させてすぐに帰って来たんだろう。


「ただいま」


「おかえりなさい」


たった少しの間、離れてただけなのに・・・蓮が帰って来る事が


凄く嬉しい！！


「七海・・・お前、短すぎ！！」


「何が？」


「俺が居なくて淋しかったんだろ？たった少しの間だけなのに！」


蓮がからかった様に言ってくるが、今日は怒らない


素直になるって決めたんだもん！！


「淋しかった・・・」


「何？聞こえないなぁ！」


もう！楽しんでるじゃん！！


「淋しかった！！！！」


すると、蓮は私に近づき


頭を撫で・・・ニコッと笑い


「俺も！」


っと言うと、私を強く抱きしめた。


そして・・・凄く優しい声で


「俺も、凄く淋しかった」


っと呟いた。