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第13章 落ち着ける場所

「夕飯、食べよう！冷めちゃう」


私達はひとまず夕飯を食べる事にした。


「ねぇ・・・理子さんに彼氏が居るってなんで分かったの？」


「あぁ・・・ネックレスだよ」


「ネックレス？」


そう・・蓮は理子さんのネックレスに付けられた指輪を見て彼氏が居るって


分かったらしい。


「でも、それだけで？」


「うん・・・あいつは指輪が付けられないからな・・・俺が昔プレゼントした
　指輪も、ああやって首からぶら下げてた。ここだったら問題ないからって！」


「それって、蓮があげた指輪じゃないの？」


「いや・・俺が渡したものじゃない・・・」


そっか・・。なんかすごいな。私はネックレスしてる事すら気づかなかった。


「それより！七海・・・この料理・・・」


何？まずかった？


「うまい！」


変な間を取るのはやめてよ・・・。


でも、いつもの様に蓮がおいしそうに食べてる姿は本当に安心できた。


夕飯を食べ終え、片付けをし、ソファーに腰を下ろすと。