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第14章 結ばれた夜

「ねぇ・・・病院行こう・・」


「寝てれば大丈夫だよ・・・」


「ダメ！！絶対ダメ！」


私は、急いで準備をする・・。


そして・・・タクシーを呼んだ。


「蓮。タクシー来てくれるから、起きれる？」


「うん・・・」


蓮は体を起こし立ち上がろうとするがフラフラしてるのか


思うように動けないみたい。


「保険証どこ？」


「財布・・・」


私はフラついてる蓮を支えマンションを出た。


「大丈夫・・・一人で歩けるから・・・」


「良いの・・・大丈夫だから」


既に表にはタクシーが来ていて


運転手さんは様子を見ると車に乗せるのを手伝ってくれた。


近くの病院まで着き、私は受付を済ませ蓮の隣に座った。


「昨日も具合悪かったの？」


「あぁ・・少しだるかったかな・・・」


「どうして言わないの？？」


「ごめん・・・」


そして蓮の番がくる。


子供ではないので蓮は一人で診察室に入って行った。