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Try Marriage
第14章 結ばれた夜
蓮は、昨日の具合の悪さはどこに行ったの?ってくらい


元気になっていった。


「横になってて・・・」


「はいはい・・姫の言うとおりにしますよ・・」


ベッドに行き、横になる蓮を見届け


私は浴室やトイレを掃除した。


さすがに掃除機は、音がうるさいから後にしよう。


すると


「七海ー」


「はーい」


私は蓮の部屋に向かう


「どうしたの?」


「なんでもない!」


はぁぁぁ?人を暇つぶしで呼ぶんじゃないわよ!!


イラっとした表情を見せると蓮は笑っている。


たまぁぁにこの笑顔に腹が立つときがある。


それから蓮は何回も私を呼び、その度に笑っていた。


「バカじゃない!そんなに元気なら・・・仕事行きなさいよ!!」


「やだ・・今日は七海とゆっくりするって決めたんだし!!」


「私はちーーーっともゆっくり出来ないんですけど!!」



「じゃぁ、ここでゆっくりすれば良いだろ・・・」


蓮はベッドの上から手招きしてる。


何となく、断る理由も無く私は蓮の横に座った。


それと同時に蓮は私の腰に腕を回し、自分の方へ引き寄せようと私を引っ張った。


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