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第15章 ２人の母親

「えっ？子供？」


「あぁ・・。子供欲しい。俺、親父になったら絶対自分みたいな思いはさせない
　絶対に嫁と子供を幸せにするって決めてんだ！」


蓮・・・。蓮の子供か、可愛いだろうなぁ。


「七海は？子供ほしくない？」


「そりゃぁ・・欲しいけど」


「作るか？」


ニコニコしながら軽く言われるた。


「バーカ！ほら行くよ！！」


私は何か急に恥ずかしくなって立ち上がり歩き出した。


蓮は後ろから着いてくるけど、イチイチ私をからかってる。


いつもの蓮だ・・。無理してるんじゃないかな。



大丈夫かな。



私達は、スーパーで買い物を済ませ、マンションに戻った。


この日は、あのことには一切触れず、楽しい会話をして過ごした。


ゆっくり解決していこうね！蓮！！