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第3章 新婚生活

お互いのアパートにあったものを持ち合わせたので


そんなに買い物をする物は無いんだけど、とりあえずね！


まずは、洗剤類！それから雑貨類！そして食品の順に買い物行かなきゃ！


色々とお店を回って買い物をしていると、いつの間にか結構な荷物になっていた。


あぁ・・・買いすぎちゃったかな・・・。


蓮が休みの時に買えばよかった。


まぁ、良いかぁ。付き合ってくれるか分からないし・・・


折角来たし、済ませて帰ろう。


買い物を済ませやっとの思いでマンションに着いた・・・。


はぁ・・・やっと着いた・・・。


エレベーターに乗り込もうとした時・・・。


「羽田さーん！」


っと声がした。


羽田さん？蓮と同じ姓の人居るんだ。


「ねぇーー羽田さん！！」


肩を叩かれる。


振り返るとお隣さんだった。


「羽田さんの奥さん！」


あぁ！私もこのマンションでは羽田さんになるんだった。


「えっと・・・本田さん！こんにちはー」


「荷物いっぱいねぇ！」


「えっ？えぇ・・・」


「引っ越しすると、何かと必要だもんね。一つ持ってあげるわよ！」


「いや・・・大丈夫です。悪いですから・・・」


本田さんの奥さんは、大丈夫と言って一つ荷物を持ってくれた。


部屋の前まで行き、鍵を開けるが・・・ここでさよならって訳にはイカナイかな・・・


「本田さん！お茶でも飲んで行きませんか？お礼もしたいですし・・・」


社交辞令で言ってみた。


「えっ？良いの？？新婚さんの部屋にお邪魔しちゃって！！」


「良いんですよーどうぞ！まだ片付け終わってないので散らかってますけど」


社交辞令で言ってみたが本田さんは了解してしまい・・・。


部屋の中に招いた。