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第18章 再会

麗ちゃんが夕食の準備をするのにキッチンへ向かったので


私も手伝おうとキッチンへ向かった。


「何か手伝うよ！麗ちゃん・・・」


彼氏のお母さんにこんなに慣れ慣れしくして良い物か・・


っと考えたが、今更じゃない？って思い私も昔の様に接した、



「大丈夫よ・・・座ってて・・・」


きっと自分で作ったものを食べさせてあげたいんだね！！


「母さん、七海も結構料理、出来んだよ・・・手伝ってもらえよ・・・」


「大丈夫！！七海ちゃん、気使ってくれてありがとう」


私は蓮の元に行き


「きっと、昔みたいに自分で作った料理食べて欲しいんだと思うよ・・・
　麗ちゃん凄く嬉しそうだね・・」


「あぁ・・・七海・・本当にありがとう・・。今、俺がここに居られるのはお前の
　おかげだよ」


「そんな事無いよ！！」


私達は麗ちゃんが料理を作り終えるのを待った。


その時、玄関のインターホンが鳴った。


もしかして・・・再婚相手かな・・・？？


麗ちゃんが玄関を開けると、瑠璃ちゃんの声が聞こえてきた。


「お兄ちゃんたちまだ居た？」


「うん・・・居るわよ・・」


「良かったーー」


そう会話が聞こえ・・中に入って来た瑠璃ちゃんは急いで来た様子だった。


「まだ居て良かったーー急いで来たんだーー」


「そうか・・。飯食ってから帰ろうと思ってさ・・」


「お母さん！私もご飯食べてくーー良いでしょ？」


何かこうしてみてると、何年も会ってない家族だとは思わなかった。


家族って凄いなぁ。