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第18章 再会

夕飯を作っている麗ちゃんは凄く楽しそうでそして、嬉しそうだった。


蓮も瑠璃ちゃんも嬉しそう・・。もちろん私も嬉しく思った。


「ねぇ・・せっかくの親子水入らずなのに・・私が居ても良いの？もし・・・その・・・
　あれだったら・・私近くのファミレスに居ても良いよ・・・」


っと蓮に小声で言うと・・。


頭を軽くたたかれ


「バーカ気にすんじゃねーよ！お前は俺の家族だろ？」


家族・・・。まぁ確かにこの前はそんな事言ったけどさぁ・・。


状況が状況だしさ・・・。


「あーーー！お兄ちゃんたち！！イチャイチャしてるーー」


っと私達の様子を見てた瑠璃ちゃんが冷やかしてきた。


「そんな・・・んじゃないよ！！」


私は、少し強めに否定すると・・。


蓮は私を抱き寄せ・・。


「うらやましいだろー」


っと、いつもの冗談のように言っていた。


恥ずかしいから・・・離して・・・。


「お兄ちゃん・・・七海さん可愛そうだって・・・顔真っ赤じゃん」


そうなのよ！恥ずかしいのよ！！


そんな感じで夕食を待っていると夕飯が出来たようだった。


配膳くらいは手伝おうと思い、麗ちゃんと一緒に料理を運んだ。


これも、昔はよくある光景だった。わたしは蓮の家に遊びに行くと


夕飯をご馳走になって帰った記憶が蘇る。


「なんか、懐かしいね・・・」


「そうだね・・フフフ」