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Try Marriage
第20章 分岐点
翌朝。


「七海、おはよう!朝食作ったから食べなさい!」


リビングに行くと、お母さんの久しぶりの朝食が並んでいた。


「作ってくれたんだね・・・。ありがとう・・・」


「良いのよ!お母さん一回帰るけど・・七海はどうする?
 一緒に帰る?」


「ううん・・。今日はここに居たい・・・」


「分かったわ、また来るけど何かあったらすぐに連絡しなさいね!」


そうして、母親は一旦実家に戻った。


一人で居るこの部屋は・・・がらんとして凄く淋しい・・。


蓮との思い出を色々思い出す・・。


自然と涙が溢れた。


「蓮・・・会いたいよ・・蓮・・・どこに居るの?」


ソファに座り、ただひたすら泣いた・・。


その時・・


玄関のインターホンが鳴った。


「蓮・・・」


私は急いで玄関に向かい、モニターも見ないでドアを開けると


そこには蓮では無く・・・。


「麗ちゃん・・・・」


蓮の本当のお母さん・・麗ちゃんが立っていた・・。


蓮じゃないと知り・・再び涙が溢れてきた。


「七海ちゃん?大丈夫?」


麗ちゃんは、私の肩を抱き中へ一緒に入った。


「蓮からメールが着たのよ・・・七海の様子を見てきて欲しいって・・」


「蓮は?蓮は大丈夫なんですか?」


麗ちゃんは優しい顔をして・・。


大丈夫よっと言った。


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