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Try Marriage
第21章 希望の光
親父は母さんを見てかなり驚いている。


「麗・・・お前なんでここに・・・」


「お久しぶりです・・・お話があって伺いました」


「話?金か?」


「昔から何も変わって無いようですね・・・・」


母さん・・・どうしてこんな所に来たんだ・・・。


「図々しい!帰って!!」


お袋は大声で叫び、ヒステリーを起こしていた。


「あなたに用はありません・・・私は子供たちの母親です
 父親であるこの人に話しに来たんです!」



「上がりなさい・・・」


親父は、母さんを中に入るように言った。


「あなた!!なんでそんな・・・この女はあなたを捨てたのよ!!」


「うるさい!ここで話してるのが近所にでもバレたら恥をかくのは俺なんだ!」


相変わらず世間体ばかりを気にする親父だった。


母さんは親父に言われた通り中に入り俺もその後について行った。


「お茶!」


親父が、お袋にそう命令すると


増々、ヒステリーを起こす。


まぁ、前妻が来たんだ・・・無理もないだろう・・。


「何も要りません・・・お気遣いなく・・・」


「何も出す気なんてないわよ!どの面さげてきたのかしら!!」


母さんとこの女は本当に正反対だ・・・。


「話は何だ?」


「蓮の事です・・・」


俺の名前が出され、一瞬で何を言いたいのかが分かった。


「どうか・・・蓮と七海さんの事を許してあげて下さい・・」


「どうしてお前がそれを知ってるんだ?まさか・・・お前たち・・・」


「あぁ・・会ったよ。この前母さんに会いに行った。七海とね・・」


親父は、母さんに今にも怒鳴りそうな顔をしている。


「俺が、勝手に会いに行ったんだよ!母さんは何も悪くない!」


「なんだと?お前から会いに行った?行くなとあれほど言っただろ!」


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