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第21章 希望の光

七海サイド・・。


寝ちゃったんだ・・・。


何か手に温もりを感じた・・。


寝ぼけてるのかな・・・。この手の温もり・・・安心する・・。


目を開けると・・蓮の顔が見えた。


「ん・・・。蓮？」



「七海？？」


目を開けると蓮が私を見つめていた。


うそ？蓮？夢？？


「七海・・・ごめん・・・ごめんな・・」


蓮は私を抱きしめて来た。


夢じゃない・・。


ホントに蓮だ・・・・


「蓮？どうしてここに？？」


「七海・・・母さんから聞いたよ・・・子供の事・・・」


「あっ・・・うん・・・風邪引いたと思ったら・・・妊娠してたの・・」


蓮は再び、私を抱きしめ


「結婚しよう・・・」


「えっ？でもお父さん・・・」


「関係ないよ・・・。七海と子供と家族になりたい」


関係ない・・・。いやいや・・あるでしょ！！


でも、一緒に居たい。蓮と家族になりたいよ・・・。