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第24章 優しい気持ち

日曜日


私達家族は、蓮の実家の前に居た。


「良いか？押すぞ！！」


蓮はかなり緊張している・・・。


仕方ないよね・・・・。


インターホンを押すのにも何か躊躇ってる・・・。


ピンポーン！！


「七海！先に押すなよ！！」


「だって！中々、押さないんだもん！！」



そう、わたしが見かねて押しました！！


中から、お義父さんが出迎えてくれました。


「遅かったな・・・」


「あぁ・・・」


ぎこちないのも仕方ないだろう・・・。


私達は中に入った。


「結ーーじぃじだよーー！抱っこしてもらいなーー」


っと私は強引にお義父さんに結を抱かせた。


「じぃじ？？」


「だって！結のおじいちゃんでしょ？？」


蓮は、不思議そうな目で私を見てる・・。


「実はね、お義父さん一回病院に来てくれたの・・・」


「マジ？なんで言わねーんだよ！」


「んーー。なんとなく！！」


少しムッとしている蓮だったが・・・


「そういえば・・・お袋は？」


そうだ！あの人居ないねぇ・・・


「離婚したんだ・・・」


「マジかよ！」


うそーーーー！離婚したの？じゃぁお義父さんバツ２！！


蓮も知らなかったみたい・・。