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第24章 優しい気持ち

七海サイド。


「お義父さん！ありがとうございました」


「あぁ・・・構わん・・」


「それから、あのプレゼントも凄く嬉しいです！」


「プレゼントって何？」


蓮に隣の部屋を見てくるように言うと、蓮は席を立ち隣の部屋に向かった。


そして・・・。


「親父！これ・・・結に？」


「あぁ・・・」


「いくらなんでも買いすぎだろ・・・アパートに置けないよ・・」


「ここに・・・ここに置けばいいだろう・・・」


お義父さんが、また来てくれって言ってる気がした。


「蓮・・・何かいうことあるんじゃない？？」


「あ・・・ありがとう・・・」


お義父さんは言葉では出さなかったが、凄く嬉しそうだった。


そうして、夕飯をご馳走になる事になった。


お義父さんは、お寿司をとってくれて、家族団欒の時間を楽しんだ。


もう、結にべったりで、ずっと抱っこしててくれた。


帰り際・・


「蓮・・・またいつでも来い・・」


「あぁ・・今日はありがとな・・・」


二人はまだまだ時間がかかるけど、少し溝が縮まった気がした。


少しずつで良いと思う・・・仲直りできると良いなぁ☆