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第4章 目撃・・・

「サッパリしたぁ！ビール！ビール！七海も入って来いよ！一緒に飲もうぜ！」


「う・・・うん！」


お風呂上りの蓮は、少しセクシーで見とれてしまう。


「俺の肉体美どう？？」


蓮が、変なポーズをとり私に見せてきたが、そこは無視をし


私もお風呂に入る事にした。


しばらくして、脱衣所で着替えをしてると、


蓮の声がうっすらと聞こえてきた。


ひとり言？電話かなぁ・・・。


しかし、リビングの前まで行きドアを開けようとしたとき


「分かってるって言ってんだろ！何回も電話してくんなよ！」

っと、怒鳴り声が聞こえてくる。


そして・・・


「考えてるって何回言えば分かんだよ！切るぞ！」


蓮のこんな怒鳴り声、あんまり聞いたこと無い私は、そこに固まってしまい


ドアを開ける事が出来なかった。


どうしよう・・・。


何も無かったように入れば良いのかな・・・。



ドアの前でモジモジしていると・・・


「何してんの？入れば！」


っと蓮がドアを開けて来た。


ここに居る事バレてたんだ。


「あの・・・大丈夫？」


「何が？」


うわー不機嫌・・・。


「ううん・・・何でもない・・・」


中に入るが、何も口にする事は出来ず、


ただ沈黙が流れた。