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Try Marriage
第4章 目撃・・・
「うわぁぁ!」
「おわっ!」
ドアの前には男性が立っていた。
同時に驚いてしまい・・・声も出なかった。
「耕ちゃんおかえり!」
「あぁ・・・すみません、お客さん来てたと分からなくて」
「あぁいいえ、私の方こそスミマセン・・」
その男性は、20代半ばの男性だった。
「耕ちゃん、羽田さんだよ!」
ざっくり紹介される、あっ!挨拶に来たとき、外出しててあえてなかったんだった。
「隣に越してきました、岸・・・あっ・・・羽田と申します。」
「あぁ、新婚さんの?この前はご丁寧にありがとうございました」
「いえ、よろしくお願いします。主・・主人は仕事ですので今度改めて
ご挨拶に伺います」
お辞儀をして、自分の部屋に戻った。
何か、仕事してる時より疲れた。
玄関に入ると、蓮の靴があり、中から良い香りが漂っていた。
ん?帰ってるの?
「蓮?帰ってるの?」
リビングに入ると、キッチンで料理をしている蓮の姿が見えた。
「あぁ!おかえり!今日は遅かったんだ・・・」
「ただいま。今日は早かったんだね!もしかして、夕飯作ってくれてるんですか?」
「あぁ!もうすぐ出来るから!ゆっくりしてて」
やったーーーー!!久しぶりの蓮の夕食!!プロだけあって!めちゃくちゃ美味しいんだよね!