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第1章 プロポーズ

私たちは、レストランに入り食事を待つ。


「七海、ここ結構来るの？」


「うん！休憩の時、たまにね！」


私が、選んだレストランはカフェ風で値段も手ごろなレストラン！


ここは、オススメ！！


私たちは、学生の頃の様に話、笑った。


女はいくつになっても、おしゃべり大好きなんです！！


「七海、良い人出来たの？？」


「いや…まだ出来ません…」


「ぼーーっとしてると…おばあちゃんになるよぉ！」


おばあちゃんかぁぁ…。


「あっ！彩音に相談があるんだよ…」


「何々？」


昨夜の話をすると決めていたのに…話が弾んでしまい忘れていた。


「実はね…昨日…蓮がうちに来て…」


「何？もしかして…やっちゃったの？」


おーーい！直球すぎるんだって…


「やってない！やってない！」


「なぁんだーー。で？どうしたの？」


なぁんだーって期待してたんですか？？


「それがね…プロポーズ？って言うのかな…」


「えーーーっ？されたの？？」


声が、大きく響き、周りのお客さんの注目の的になってしまった。


「声がでかい！！」

「ごめん…だって…ビックリじゃない？いつからそんな関係だったわけ？」


それから、昨日会ったことを全部、彩音に話すと…やはりお試しっていうところに

引っかかったらしく、少し眉を寄せた。


「事情も言わないとか…変だよね…」


「そう思うでしょ？」


そうなのよ！事情を言わないって所が最大に気に障るわけよ！！