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「私が欲しいですか?お嬢様」
第27章 マスターの恋模様②
チュポ…
舌が突起から離れると
純也は沙月にキスを落とす。
「んっ…」
「ちゃんと見てって言ったろ?」
妖艶に笑うその口元は
今まで知らなかった純也さんの顔。
「だ…って…」
眉を上げ、私を挑発する。
「ちゃんと気持ち
よくしてやるから…
俺がお前をどんな風に愛してるか
よく見ておけ…」
そう、これは愛の証。
俺が沙月をどれだけ愛し
求めてきたか。
言葉だけじゃ足りない。
なら、行動で示すのみ…
俺がお前を愛してる気持ち
全部伝えてやる。
「…受け止めろよ…?」
「あっ…まっ…んん」
沙月の返事も待たずに
純也は舌を絡ませ深く口付けた。