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「私が欲しいですか?お嬢様」
第29章 専属〜叶わぬ逢瀬〜



それから3日目の晩。


「尚弥、沙月様から連絡がきた」

彩芽の食事を準備するため
キッチンにこもっていた尚弥の元へ
晴人がやってきた。


「沙月様って…彩芽様の…」


「ああ。
どうやら、颯太は実家の
敷地内にある別宅に軟禁状態らしい」



味見をしようとしていた手が
思わず止まり、尚弥は目を開いて
晴人を見た。

「……どういう事ですか?」



軟禁とはなんだ…

そもそも敷地内ってどういう事だ?

あいつは一般家庭の出身のはず。

軟禁されるなんて意味もわからない。



「颯太は…」


晴人もまた動揺しているのか
瞳が揺れている。


尚弥は喉を鳴らし
晴人の言葉を待った。


「颯太は、あの華道家
華水木 恵之助の息子だそうだ…」


カラン…

尚弥は持っていたオタマを
落としてしまった。


は…はなみずき?


颯太が…?



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