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恋心あれば水心
第4章 こ
真剣な山田さんの目を見て
何も考えずに身体が動いた。
スローモーションのように山田さんにキスをした。
1ミリたりとも動かない山田さんに
角度を変え、ついばむ様なキスをする。
突然頭を右手で抑えられ
歯が当たるような激しいキスをされた。
「ん・・・・っ」
「男のコト、試してんの?」
「ちがっ・・・」
自分自身でもうまく説明できない気持ちの高ぶりを
山田さんになんて説明していいか分からない。
「誘ったのは・・・希望だから」
言葉とは裏腹に切ない顔で私を見つめる。
言葉とは裏腹に優しい手で私を抱き寄せる。
「のぞみ・・・・」
私の首筋に顔をうずめ何回も私の名前を呼ぶ。
耳元で優しく呼ばれる名前に心の奥が反応する。
あっという間に脱がされたスーツは綺麗にハンガーに掛けられて。
「そんなの良いから」
なんて手を伸ばす私に、
「明日、これで帰るんだよ?」
なんて苦笑しながら答える。
「なんだ冷静じゃん」
なんて軽くからかえば
「まさか」
と抱きしめてきた。
こんなやさしいキスなんて知らない。
こんなドキドキするキスなんて・・・・知らない。
何も考えずに身体が動いた。
スローモーションのように山田さんにキスをした。
1ミリたりとも動かない山田さんに
角度を変え、ついばむ様なキスをする。
突然頭を右手で抑えられ
歯が当たるような激しいキスをされた。
「ん・・・・っ」
「男のコト、試してんの?」
「ちがっ・・・」
自分自身でもうまく説明できない気持ちの高ぶりを
山田さんになんて説明していいか分からない。
「誘ったのは・・・希望だから」
言葉とは裏腹に切ない顔で私を見つめる。
言葉とは裏腹に優しい手で私を抱き寄せる。
「のぞみ・・・・」
私の首筋に顔をうずめ何回も私の名前を呼ぶ。
耳元で優しく呼ばれる名前に心の奥が反応する。
あっという間に脱がされたスーツは綺麗にハンガーに掛けられて。
「そんなの良いから」
なんて手を伸ばす私に、
「明日、これで帰るんだよ?」
なんて苦笑しながら答える。
「なんだ冷静じゃん」
なんて軽くからかえば
「まさか」
と抱きしめてきた。
こんなやさしいキスなんて知らない。
こんなドキドキするキスなんて・・・・知らない。