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第8章 弟の過去
驚いて目を見開いた渚だが、すぐにニッコリと笑顔を見せる。


「いいですよ? その代わり、槙野さんじゃなくて、渚って呼んで下さい」

「な…ぎさ……」

「は〜い、翔さん♡」


耳まで赤く染めて俯く翔。

そんな翔をニコニコと愛おしげに見つめる渚。


「じゃあ、今夜は翔さんのお家に夕飯作りに行ってもいいですか?」

「はい…お願いします……」

真っ赤な顔を覗き込まれ、翔はそわそわ落ち着かない様子で返事を返した。


「渚、積極的〜」

「夏川ぁ、いきなり主導権握られてんな〜」

初々しい2人の様子に、野次を飛ばす同僚たちの顔もニヤニヤと緩んでしまう。



「不幸オーラを撒かれるよりも、幸せオーラを浴びたいが……………仕事しろ」


上司からの呆れたような一言が掛かり、全員がまた仕事を始めても、

なんだか社内全体が淡い恋色に包まれているようだった。


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